【超初心者向け】トレースする際のスピードを上げるコツ

アシスタントの教科書0

こんにちは、ジョヴァンニ・ワークスです。

トレースを実際にやって見て、
「思ったより時間がかかる」
と悩む方は結構いるのではないでしょうか?

今回はトレースをする際に
スピードを上げるコツを紹介したいと思います。

このコツを抑えれば、
あなたの作業スピードが上がるだけではなく、
アシスタント作業にも役立つ考えが身につきますよ!

今回もSPY×FAMILYを題材に、
解説をしていきたいと思います。

[1話]SPY×FAMILY - 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+
毎週土曜23:00よりテレビ東京他にて放送中! 凄腕スパイ<黄昏>は、より良き世界のため日々、諜報任務にあたっていた。ある日、新たな困難な司令が下る――…。任務のため、仮初めの家族をつくり、新生活が始まるのだが!?スパイ×アクション×特殊家族コメディ!

全体を確認する

1つ目は、全体の画面を確認することです。

引いて見ることで、
画面全体を見比べ自分の進行具合を確認することが出来ます。

画面を引いて見る習慣を持つと、
今トレースしているものに対して、客観視することが出来ます。

・ここはもうそんなに時間を描けなくていい
・ここは時間かけた割にはあんまり良くない
・線が太いと思ってたけどお手本に比べると細い

こういった改善のポイントも
発見しやすくなります。

ペース配分を決める

2つ目はペース配分を決めるということです。

1ページ何時間で終わらせるのか、
それに対して1コマあたり
何分で描くのかを設定してみましょう。

例えばこの1ページを5時間かけてトレースする場合、
この5つのコマに対してどのように時間を割り振るかを考えます。

大ゴマの場合は、他のコマよりも時間がかかるので、
1コマ1時間で進めると間に合わないコマが出てきます。

どこにどれぐらい時間をかけるか、
どこにどれだけ力を注ぐか、
そういったところが考えられるようになると
アシスタント作業時に大変役に立ちます

実際にアシスタントの現場においては、
ペース配分を考えながら仕事をしているアシさんは
作家さんからしてもとてもありがたいです。

ぜひペース配分をする習慣を身につけましょう。

線のやり直しを減らす

3つ目は線のやり直しを減らすことです。

これを聞いて、
「そんなの当たり前だ」と思いましたか?

実はデジタルだと意外に落とし穴だったりします。

線を引く際アナログだと一発勝負ですが、
デジタルの場合、ctrl+Z(Command +Z)で戻ることができます。

線の引きなおし自体にかかる時間は微々たるものですが、
これを何十回何百回も続けていると、
その分ロスが大きくなります。

やり直しを減らすためにも、
できるだけ戻るを使わないで線を引こうとしてみましょう。

そうすることで、線1本に対する集中力は上がりますし
結果全体のスピードも上がります。

最初の内は疲れると思いますが、
一回引いたら線は基本的にやり直しをしないという
ルールを決めてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

・全体を確認する
・ペース配分を決める
・線のやり直しを減らす


この3点を意識して、
トレースに取り組んでみてください。

では、また。

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