【超初心者向け】速さも質も上がる!描き起こしの準備3つのポイント

アシスタントの教科書0

こんにちは、ジョヴァンニ・ワークスです。
今回は背景の描き起こしをする際に行う
始める前の準備についてお話します。

トレースの時と比べると、
描き起こしは最初の準備が全て
そう言っても過言ではありません。

この準備がどのぐらい出来てるかによって、
進行速度もクオリティも大きく変わっていきます。

描くものの詳しい情報を洗い出す

1つ目は描くものの情報を洗い出すことです。

例えばこの写真を描き起こす場合、
・屋根がどういう形になっているのか
・どんな構造をしているのか
・大きな立体の形を見る
こういったことを見て、自分の中で情報を整理する必要があります。

本当は屋根の形を理解できているといいですが、
全ての物に詳しいということはありません。

時間が大幅に取られるもの

描き起こしの際に時間を大きく取られるものは2つあります。

1.やり直し
2.描いてる最中に悩む

この時間が多ければ多いほど作画時間は伸びます。

そのためにも情報の整理を行い、
この2つの時間を減らせるようにしましょう。

わからないものに向き合うストレスも減らすことができるので、
ぜひやってみましょう!

時間設定をする

2つ目は時間設定をすることです。

この時間設定は最初の内は特に難しいです。
どのぐらい時間かかるかは読めないと思うのですが、
自分の中でこの時間までに終わらせるという意識が大になります。

間に合わなかった場合、
設定した時間内になぜ終わらなかったか、
設定した時間内で終わらせるには
何をすればよかったのかを後で振り返りましょう。

時間を設定しない場合、
無制限にダラダラとできます。

しかし集中力は時間と共に落ちてしまうということ、
わからないものに長時間向き合うのはストレスとなります。

ある程度の完成できる時間はどのぐらいか設定し、
その時間内に描ききるということを意識しましょう。

この段階で完成度は考えなくていいです。
設定した時間内に描ききることを第一に取り組んでみましょう。

そのためにも、最初の準備はとても大切になります。

描く順番を決める

3つ目は描く順番を決めるということです。
情報を整理する、時間を決めることができているという前提でお話します。

この写真の中で一番時間がかかりそうなところを考えます。

例えばこの写真を描き起こすのに、
4時間かけるという設定にしたとします。

例えば建築物が苦手な場合、この建物を描くのに時間がかかるだろうから、
3時間かけようとします。

すると残り1時間なので、
どういう風に植物を描いていくかを考えます。

手前、真ん中、奥で考えるなら、
手前のものほどしっかり描けばいいということになります。

手前の植物は35分から40分ぐらいかけて、
後ろの植物のところをパターンブラシなどで
20分ぐらいで仕上げよう…と考えるわけです。

それを踏まえて描き起こしを始めると
後で振り返りをした時に、
・どこで詰まった
・どこがうまくいかなかったのか

ということが振り返りやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

背景とかを描いたり絵とかを描いたりする場合は
まず始める前のこの3つの準備っていうものを
しっかりやってから進める癖をつけておくと

・腕が上がる
・無駄な時間を取られない
・自分で自分の反省をしやすくなる

いいこと尽くしになります。

最初のウチはどうしてもめんどくさいですが、
わからないものに対してのストレスがだいぶ軽減します。

ぜひ試してみてください!

それでは、また。

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