こんにちは、ジョヴァンニ・ワークスです。
みなさんは自分が描いた絵を見て
「なんか違うんだよなぁ…」
と、悩んだことはありませんか?
今やイラスト、漫画はSNSで上手い人達で溢れかえっています。
プロの作品と比べて、
「どうして自分の絵は…」
と落ち込んでしまう方もいるかと思います。
ですが、安心してください。
それはアナタの伸びしろです。
今回は、絵を描く上で必要なたった一つの能力と、
今からできる簡単な練習法をご紹介しようと思います。
絵を描く上で必要な、たった一つの能力
絵を描く上で必要なたった一つの能力、
それは、視る能力です
これは意外と究極のコツで、
この能力が、高ければ高いほど絵は上手くなり描けるようになります
パース、アイレベル、消失点など
こういった技術を知らなくても、
無意識にそれが使えるようになります。
視る能力とは?
それでは、視る能力とは一体何なのか。
見ただけで情報をたくさん
「発見」できるようになることです。
画力が向上する仕組みとは、次のようになっています
- 発見する
- 認識する
- 描けるようになる
逆のパターンはありません。
発見できないのに、描けるようになることはないと思ってください。
全く見たことがないもの、
全く知らないものというのはまず描けません。
想像上のものや、現実にないものを描いてる人は
過去に自分の視たことがあるもの、
知っているものを組み合わせて描いています。
それほどまでに、
視る能力というのは大事なものです。
「何を」鍛えるために練習するのか
みなさんは、こんな言葉を聞いたことはありませんか?
- よく見て描こう
- トレースをしよう
- 模写をしよう
これらの中で、一つ忘れてはいけないことがあります。
それは
「何を」鍛えるためにという部分をしっかりわかった上でやることです。
よく見て描いたり、模写やトレースをするのは
「視る」能力を鍛えるためです。
ここの「何のために」が抜け落ちていると、
ただトレースや模写が上手くなるだけで終わってしまいます。
「トレースや模写が上手くなりたいからやる!」
というわけではないと思います。
「視る能力を鍛えるためにやるんだぞ!」
という意識を持つと良いでしょう。
絵が上手い人は「視る能力が高い」
皆さんの理想は、
自分の絵が上手くなりたいということだと思います。
もし絵を描く上で「視る」能力を発揮すると
レベルが上がる毎に
自分が描こうとしてるものと、実際に描こうとしてるもののイメージの差、
どこが違って、どう違うのかを発見できるようになります。
絵が上手い人達は極めてこの能力が高いです。
他人には見えていないけど、
自分にだけは視えているイメージを鮮明に視て
それを絵として出力しています。
「何か違う」と思った時は
「プロの人が描くような絵を描きたいけど
やっとの思いで描き上げた自分の絵は
全然違うってことだけはわかる」
そう感じた経験はありませんか?。
そういった違和感を感じ取ることも視る能力です。
これは「ちゃんと観察できている」ということなので、
むしろ自分をホメてあげてください!
あとは、
具体的に自分の理想のイメージと、
どこがどう違うのかを発見していければ必ず上達します。
具体的にこういう絵を描きたいという
具体的なイメージを持っているということは、
上手になる素質を持っているといっても過言ではありません。
例えば自分の描いた絵の顔が
可愛くないと感じた場合は、
なぜそう感じるのかを具体的に視てみましょう。
それはバランス、目の描き方、口の形など、
色々思いつくかと思います。
実は、その問題が合っているのか、
合っていないのかは大した問題ではありません。
見ようと思い、意識を向けて自分で考えるということが大事なことです。
あとはその問題点を直していけば、
今よりもっと上手になれます。
上手になるための問題点は視えているわけですので、
あとは少しずつ改善をしていきましょう!
今からできる練習法
今からすぐに始められる練習方法、それは
1日1個、何かを新しく発見することです
これは絵を描いてない時でも、
続けるだけで見る能力が上がり、
物や風景の「らしさ」を発見しやすくなる方法です。
1日1個、何かを新しく発見すること
これは何でも身の回りにあるものでも構いません。

例えば「このコップは直線ではなく、カーブ描いてるな」とか
こういった小さな発見でも1つするだけで大丈夫です。
また、別の日に
このコップから何か発見しようとした場合、

「このコップは底の広さが1に対して、縦が約2あるな」
ということもわかります。
こういった発見は、
自分から視ようとしない限り気が付かないものです。
この発見の積み重ね、視る能力が上がれば
絵はどんどんうまくなっていきます。
出来ないことには何か必ず理由があります。
もちろん、その理由と向き合うことは楽ではありません。
ですが、
一つ一つ改善を重ねていけば
間違いなく上達します!
あなたの上達を、心より応援しています。
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