【初心者必見】今から最速最短で絵を上達させる方法

上達法

こんにちは、ジョヴァンニ・ワークスです。

突然ですが、
あなたは自分のフルネームを漢字で書けますか?

「そんなの書けるに決まってるじゃん!」と思ったのではないでしょうか。
だったら、あなたには絵を描く素質があります!

今回は最速最短で、
絵が上達する方法についてご紹介したいと思います!
なぜ絵を描く素質があなたにあるのか、
その理由も後ほど説明するので、ぜひ記事を読んでみてください。

最速最短の上達法

最速最短の上達法とは、

絵を「描こう」としないことです

「下手くそは絵を描くな!」
…ということではありません。

「絵を描こうとしない」と「絵を描いてはいけない」
これらは全然別モノです。

絵を「描く」のではなく「〇〇する」

大切なのは「絵を描くこと」を考えずに、
どうやって描こうとしてる絵を「完成させるか」を考えることです。

「絵を描くこと」と「絵を完成させること」は違います。
「絵を完成させること」は目的、
「絵を描くこと」は目的のための手段
です。

絵を作る際に、描くことにこだわりすぎると
絵を描くこと自体が目的になりかねません。

気を付けないと、
手段と目的が入れ替わってしまいます。

なぜ「絵を描くこと」を目的にしてはいけないか

大切なことは、
絵を描こうとせずに
どう完成させるかを考えることです。

それでは、
なぜ「絵を描くこと」を目的にしてはいけないのか。

「絵を描く」という一つの手段を極めるには、
膨大な時間もかかり、運やタイミング、
相性など不確定な要素が多くなるからです。

絵を描くという手段は、
上手い人達や描ける人達にとって
それが最も早く、再現性が高い手段というだけなんです。

「自分はちゃんと描けるようになりたい!」という考えは、
「絵を描く」という手段が目的になりやすいのです。

「絵を描くこと」を目的としたらどうなる?

もし、「絵を描く」という目的になると、
「絵を描くために、絵を描く」となります。

これは「努力するために努力する」といったような
精神論や根性論の発想に近いものになってしまいます。

しかも、これは自分の運やタイミングに左右され、
自分の力ではどうしようもできない力に頼らざるを得なくなります。

それが1週間や10日、1年で報われたらいいですが、
ものすごく時間がかかることだって考えられます。

人の時間は有限です。

まずは上手く描く手段を一つに絞ることよりも、
どうやったら目的を達成するのか、
自分のできる手段を検討することが大事です。

「完成させる」ために便利なものは全て使おう

絵を完成させるうえで、
デジタルツールやアプリ、使える便利なものは使っていきましょう。

ブラシ、3Dモデルなど
そういった便利なものは
先人たちが他の人の上達のために
一生懸命開発してくれたものです。

有効に使わせて頂くのが
作ってくれた方への恩返しにもなります。

今、自分が持っている道具や手段をフル活用して
完成という目的を達成するという発想が最速最短の上達方法です。

完成させるためにどうやって絵を作るか、
そう考えることが大切です。

絵を「作る」の例


例えば、この絵を「描こう」という場合、
まずアタリを取って、形を直します。
でも慣れていないと何度も何度も描きなおし、
描くの辞めたってなったらもったいないですよね?

では絵を「作る」意識だとどうなるでしょうか?

例えばこちら、パーツごとに描いていきます。

合うように目の位置を調整したり、
拡大縮小をかけたりして形を整えていきます。

このように福笑い方式で絵をつくるという手もあります。

「そんなのアリなの?」と思いましたか?
全然問題ありません。

ここで大切なのは、
目的の絵を完成させることです

デジタルにはレイヤーという素晴らしい機能があります。
その機能を十分に利用すればいいのです。

「言いたいことはわかるけど、
 でも自分は描けるようになりたい!!」

と思う方もいらっしゃると思います

そこで、次は描けるようになる為にも
「なぜ絵を完成させる意識が必要なのか?
その理由を紹介します。

なぜ絵を完成させること意識が大事なのか

絵を完成させる意識を持つと、
3つのメリットがあります。

  1. 常に完成図をイメージしながら作業できる
  2. どういう工程、構造が必要になるか考える力が育つ
  3. 完成にたどり着く回数が増える

一定レベル以上描ける方、描く素質が高い方は、
自然とこの思考が出来ています。

「自分は全然できてないや…センスないのかも…」
と、思った方も安心してください。

考え方は後から育つもので、
今その発想がなくても
今までそういう機会がなかったというだけです。

今からでも身に着けられるので、少しずつ育てていきましょう。

常に完成図をイメージしながら作業できる

漠然と上手くなりたいよりも。
「〇〇さんの××のような、こんな表情を描く!」という目標を決めましょう。

描きたいものが具体的であればあるほど、
何を描くか、どういうものを描くかがわかりやすくなります。

どういう工程、構造が必要になるか考える力が育つ

この考える能力は、やればやるほど上がります。

「これは一体どういう形で、
どういう構造で、どう構成されているのか…」
自分で考え、繰り返すことでどんどん身についていきます。

ここで一つ注意、
構造や形や構成を考えているときに
これを「描くには」がつくと、
思考が描くことを目的にしてしまいがちになります。

考えるときはあくまで、
「これをどう作っていくのか」というのを
忘れないようにしましょう。

完成にたどり着く回数が増える

ここでいう完成とは理想の完成ではなく、
理想を目指して試行錯誤してできた「結果」の完成です。

最初は可愛いキャラを描こうと思って描いたら、
理想の絵と程遠いものができあがり、失敗したと凹むこともあると思います。

ですが、それは大きな一歩です。
描き上げたから、その結果が得ることができたのです。

一つ完成させるたびに、
あなたはわずかでも100%成長しています。

その成長を実感しやすくするためには、
完成した結果のネガティブな部分を考えずに
「どこができてるか」
「ここはもう少しこうすれば良かったんじゃないかな」

そんな、出来てるところをチェックしてみてください。

どんな人でも1個ぐらい自分にしては
よく出来てるというところがあるはずです。

「いやいや!本当に出来てるところなんてないよ!」と思っても、
完成まで持っていったことが
スゴいことだということを忘れないでください。

絵を描きたいなと思って、
絵を完成まで持って行ける人はそう多くありません。

絵を完成させた、それだけであなたはすごいのです。

あなたはクリエイターです。
良いところを見つけるというクリエイトをしましょう。

完成させる意識を持つために必要なもの

完成させるために意識を持つために必要なものがあります。

それは
自分が今、描きたい完成形に一番近いお手本を用意することです。

理想の絵を何も見ずに
描くことができたら苦労はしません。

理想の完成図が、この世に存在しない
自分オリジナルのものだったりすると
練度が低いうちはそのイメージは不鮮明なままです。

絵は、

  • 発見する
  • 認識する
  • 描けるようになる

この順番で描けるようになります。

理想の絵が見つけられていない、
よくわからないだと頭の中のイメージが出来上がりません。

そのためにも、
今の自分の描きたいものに近いお手本を用意することで
ゴールを明確化することができます

思った通りの絵ではなくても、
これを目指して作っていくその過程、
出来上がった結果から次にフィードバックしていく

このサイクルに必要なのが、
どこで一区切りかを設定する完成というピリオドです。

字が書けるなら、絵が描ける理由

今回紹介したやり方、
こちらは字を覚えて書けるようになったプロセスと同じだと思いませんか?

  1. まず、その字の完成形を覚える
  2. 書き順、形やバランスを覚えてそれを再現する
  3. 自分の描いた結果と手本と違うところをチェックする
  4. 正解の形を目指して何度も繰り返す
  5. 結果、何も見ずに書けるようになる

絵と文字は違うって思いましたか?
それでは、アラビア語の場合はいかがでしょう。

アラビア語の専攻をしている方、
勉強している方でない限りは書けないと思います。

正解の形を見たことがないし、知らないからです。

文字を書く工程には、
必ず文字を頭の中で映像にして見ているはずです。

これはどうやっても
文字の形をみて、認識してからでないと
字も書くことはできません。

絵と全く同じなんです

それなら字が書けるなら、
絵だって描けるようになるという理屈も通ると思いませんか?

なぜ絵は文字に比べて難しいか

どうして絵は文字を書くより難しいと思うのか

それは、

  • 絵は上手ければスゴイ
  • 絵は下手だと恥ずかしい
  • 絵は上手くなければいけない

こういった固定観念が一般化してるからではないでしょうか?

上手くなりたいという気持ちと、
上手くなければいけないという気持ちがごっちゃになっていませんか?

上手くなりたいという向上心を持つことは大事ですが、
それで自分を責めないようにしてあげてください。

まとめ

いかがでしたか?

絵は「描く」のではなく、
「完成させること」を目的にしましょう。

完成させる意識がもたらすメリットは

  1. 常に完成図をイメージしながら作業できる
  2. どういう工程、構造が必要になるか考える力が育つ
  3. 完成にたどり着く回数が増える

描くことを目的にすると、
「描く」という手段が目的になってしまいます。

「描く」という手段にこだわらず、
到達したい段階の完成形を目指すことを目的にしましょう。

そうすればおのずと成長していきます。
これが才能やセンスに頼らない、現状での最速最短の方法です。

絵が上達するための簡単な練習法をこちらの記事でも紹介しています。
こちらも見ていってくださいね!

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