
絵の練習や習慣を身に着けたいけど、
続かない…
こんな悩み、ありませんか?
絵の練習は、上手くなるなら毎日描こうみたいなイメージありますよね。
ですが、実際には
「なんか続かないんだよなぁ」となることもあると思います。
今回その悩みの解決をお手伝いしたいと思います。
絵に限らず、筋トレ、読書など
新しい習慣を身に着けたいけど、途中で辞めちゃう方必見です。
なぜ、絵を描く習慣は続かないのか、
具体的に説明するので、最後まで見ていってください。
絵を描く習慣、練習を続けられるコツ
絵を描く習慣、練習を続けられるコツは大きく2つあります。
- しんどい時はサボってもいい
- 休んだら再開することを目的とする
それぞれ解説をしていきます。
しんどい時はサボってもいい

習慣や練習を続けるコツなのに
サボるってどういうことだよ!
そう思われたのではないでしょうか?
ですが、ここが肝です。
毎日続けられる習慣を身につけたかったら
しんどい時はサボっちゃいましょう。
サボってもいい理由
しんどい時はサボってもいい理由は
人間の脳のシステムが深く関与しています。

人間の脳には「爬虫類の脳」と呼ばれる
防衛本能などを司るものがあり、
- 変化を嫌う
- 危険を恐れる
- 楽をしたがる
という特性を持っています。
新しく始めよう、習慣化しようと思っても続かないのは、
これらの防衛本能によるものです。
根性や性格の問題ではなく、
人間の脳のシステムの問題になります。
新しく何かを始めたり、続かないのは
やる気が足りないとかの話ではなく、
ごくごく当たり前のことなんです。
新しいことを習慣化するには
新しいことを習慣化しようとする場合、
脳がそれを受け入れるには、
この3つのパターンがあります。
- 「やらなきゃ死ぬ」というぐらいに自分を追い込む
- とにかく思考停止で、めちゃくちゃ頑張ること
- これは「変化じゃない、嫌な事じゃない」と脳に信じ込ませること
あなただったら、この3択ならどれがいいですか?
この選択肢なら
ほとんどの人が、3を選ぶんじゃないかと思います。
習慣化する上でNGな行動
では、最後のパターンで習得していく場合、
絶対にNGなパターンがあります。
脳に変化しようと伝える、
「嫌だなぁ」という感情を与えることです。
「しんどいことをイヤイヤやる」というスタンスだと
脳が全力で拒絶モードになり、
本能レベルで「やめようやめよう」と矯正し、
元に戻そうとしてくるんです。
このような状態だと、
新しい習慣は身につきません。
だからこそ
「しんどい時はサボってもいい」という
抜け道が大事になってきます。
やりたくないときはサボっていい
習慣化の仕組みは、
- これはイヤだったらやらなくてもいい
- それをやってるってことは
これはイヤなことではない - イヤじゃないなら続けても楽
- 続けているということは
これは習慣だ - 習慣をやめるのはいや
これをすることで
「これは嫌な事じゃないから習慣だ」
と、脳をだますことができます。
「毎日やり続けるぞ!」「1日3時間絵を描くぞ!」だと高確率で失敗します。
なので、最初の内は「イヤな時はやらない」が重要になってきます。
「最終的に」毎日続けられるようになればいいんです。
なので、イヤな時はさぼっちゃってもいいんです!
休んだ時は再開することを目的とする
習慣化のコツは脳をだますために、
サボることを許すというお話をしました。
ですが、こんな疑問も出てくると思います。

でも嫌だからって、ずっとサボリ続けたらどうすんの?
それこそ習慣化できないじゃない?
ここで2つ目にコツ、
休んだら再開して再会することを目的とする。
なぜ「再開すること」を目的にするか
最初期の内に習慣化しようとしたことを休むと、
「今日はちゃんとやらなきゃ」
「休んだ分取り戻そう」
こう思いがちになります。
果たして、この感情は脳にとって楽しい感情でしょうか?
これは嫌なことをするときの感情ですよね?
なので、再開する時は
習慣にしたいことをやりきることをゴールにするのではなく、
「再開すること」を目的にしてください。
具体的には、
再会しようとほんの少しでも行動出来たら
目的達成にする
これは「そんなこと誰でもできるよ」
ぐらいなことがオススメです。
例えば、

再開しようと
机の前に座ってペンを持った
こんなことでもいいんです!
ここをゴールにすれば、
とりあえず再開させることができたという結果が得られます。
そしたら自分を褒めてあげましょう。
再開できたら、あとはボーナスタイム
これで「再開する」というゴールが果たせましたね。
それができたら、後はボーナスタイムです。
再開ができた上に「落書き」までしたなら、
「自分すごいじゃん!再開させた上に落書きまでしちゃったよ!」
と、自分を褒めてあげましょう。
さらにプチベストを組み合わせると、
どんどん自信に繋がり、楽しく描くことができますよ!
習慣化に必要なのは「楽しい」
絵を練習する時や毎日描く習慣を作るうえで、
大事なのは「楽しく描くこと」です。
人間は「好きなこと」なら
無意識に習慣化できるんです。
そのためにこのコツを使って、
絵を描くという行動の「前に」楽しい状態に持って行き、
絵を描くことを「好き」にさせることが
この方法の真の目的です。
習慣化に必要なのは
根性論、精神論ではありません。
自分の脳のシステムの特性を知り、
それをうまく利用することです。
- しんどい時はサボってもいい
- 休んだら再開することを目的とする
絵を描くという段階でつまづいてる方は、
この方法をオススメします。
「続けること」の大切さ
絵を描く習慣とは
絵を描く練習って毎日やることが美徳的なイメージはありませんか?
・初心者や上手くなりたい人は毎日模写やトレースをしよう
・1日1枚自分の絵を描きましょう
・毎回本番だと思って本気の絵を描きましょう
・中身のない練習はいくら続けても意味がない
こういった練習法はよく聞くと思います。
これは本当にその通りで、
この方法を毎日続けられたら絶対に上手くなります。
ただ、上手くなると思いますが、
この発想は
「絵を描く人が普通になってる人の発想」
じゃないかなとも思います。
「楽しい」という気持ちを最優先
「今まで絵を描いたことがなかったけど、
ちょっと趣味で描いてみたい!」という方には、
ハードルの高いアドバイスかもしれません。
ですが、お仕事をされている人は、
「仕事やだなぁ…辛いなぁ」と思いながら
仕事をされてる方もいるでしょう。
週の大半疲れているのに、
せっかくの休日を新しいことを覚えようとして、
「いやだなぁ」ってなったら
いくらなんでもあんまりじゃないですか。
だからこそ、
絵を描く時はとにかくハードルを下げて、
「楽しい」という気持ちを優先してみましょう。
やめるのが一番もったいない
「何かができるようになりたい!」
「上達したい!」
と思ってやってることで、
一番もったいないのはやめてしまうことです。
始めたての時、まだ自分が成長を感じられない時
折れちゃいそうになるんですよね。
ですが、絵を描く習慣が身につかないのは
脳のシステムの問題なので、
「自分は意思が弱いんだ」と責めないであげてくださいね。
毎日やれなくても無理ないペースでやっている、
やろうとしている自分を褒めてあげて下さい。
だってあなたは頑張っているんですから。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは、また。
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